解約したらホームページはどうなる?月額制サービスの「解約後」を整理
「解約後どうなるか」は契約前に聞きにくい
月額制のホームページサービスを検討するとき、料金や機能には目が行っても、「解約したら具体的に何が起きるのか」まで確認する方は多くありません。ですが、実際に解約を考える段階になって初めて、サイトがすぐに消えてしまう、ドメインが業者側の名義だった、といった事実に気づくケースが少なくないのです。
解約後に起こりうること
サイトの公開が即日停止する
サービスによっては、解約の申し出と同時に、あるいは月末を待たずにサイトが非公開になることがあります。取引先やお客様に案内していたURLが急に開けなくなると、混乱を招きます。
ドメインが業者名義のままだった
「〇〇.com」のようなオリジナルドメインではなく、業者が用意したサブドメインで運用していた場合、解約すると当然そのアドレスは使えなくなります。名刺やチラシにURLを印刷していた場合は刷り直しが必要になります。
Googleビジネスプロフィールの管理権限がわからなくなる
ホームページ制作とあわせてGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに表示される店舗情報)の運用を任せていた場合、その管理者権限が誰の名義になっているかも重要です。業者名義のままだと、解約後に自分で編集できなくなる可能性があります。
契約前に確認しておきたいチェックリスト
- 解約の連絡方法(電話のみか、メールで完結するか)
- 解約から実際にサイトが非公開になるまでの猶予期間
- ドメインの名義は誰か、譲渡は可能か
- Googleビジネスプロフィールやサイト運用に使うSNSアカウントの名義
- サイトのデータ(原稿・写真)を解約後に受け取れるか
LINEFUTの場合
LINEFUTでは、解約の申し出から1か月は公開を継続する取り扱いにしています。急にサイトが見られなくなって困る、ということがないようにするためです。また、Googleビジネスプロフィールや運用に使うSNSはお客様ご自身の名義で開設していただくため、弊社と契約が終わっても、お店の情報発信そのものは引き続きお客様の手元に残ります。
一方で、ドメインとサイトのデータ自体は譲渡の対象外としています。月額10,000円(税込11,000円)という料金の中でホームページ本体とその運用をまるごとお引き受けする形のため、サイトデータそのものの所有権はサービスの一部という位置づけです。解約後に別の形でホームページを持ちたい場合は、そのタイミングで新たに作り直していただくことになります。この点は契約の際に必ずご説明しています。
解約前にやっておきたい準備
実際に解約を決めたら、慌てて連絡する前に次の準備をしておくと安心です。
- ホームページに掲載している文章・写真を手元に保存しておく
- 取引先やお客様への案内に使っているURLを確認し、変更が必要な箇所を洗い出しておく
- Googleビジネスプロフィールの管理者アカウントにログインできるか確認しておく
- 解約の連絡方法(メール・電話・専用フォームなど)と、必要な猶予期間を確認しておく
これらを済ませておくだけで、解約後に「あの写真はどこにあったか」「あのURLはもう使えないのか」と慌てることが少なくなります。
よくある疑問
解約したらすぐにサイトが見られなくなりますか
サービスによって異なります。即日非公開になるところもあれば、一定期間は公開を継続するところもあります。契約前、あるいは解約前に必ず確認しておきましょう。
ドメインは必ず引き継げないのでしょうか
これもサービスによります。オリジナルドメインを自分名義で取得している場合は引き継げることが多いですが、業者が用意したサブドメインの場合は引き継げないのが一般的です。
まとめ
「解約したらどうなるか」は、契約時にはなかなか意識しにくいポイントです。しかし実際に困るのは、たいてい解約を考えたそのときです。ドメインの名義、公開停止までの猶予、Googleビジネスプロフィールの名義という3点だけでも、契約前に確認しておくと安心です。すでに契約中のサービスがある方も、一度契約書や利用規約を見直してみることをおすすめします。